FASHION

“本物は揺るがない”。「ミリタリージャケット」の名作と種類を知る 〜ユーロミリタリー編〜

本稿は「本物とは何か?」と問うところから始める。“モノ好き”であればご存知の通り、本物とは普遍性と不変性を備えたモノを指す。ゆえに本物はマジョリティの中にこそ存在すると考えられる。現代のメンズファッションにおいてそう呼べるジャンルはいくつかあるが、その中から『knowbrand magazine』でも幾度となく特集してきた「ミリタリーウェア」。これに照準を定めて、侵攻いや進行していく。

このタフで無骨で魅力的なワードを聞き、多くの人々が真っ先に思い浮かべるのがアメリカ生まれのUSミリタリーだろう。しかし昨今人気はユーロミリタリー。フランスをはじめ、ドイツやスウェーデン、イギリスなど、ヨーロッパ列強の国々で制式採用されていたアイテムである。それぞれの歴史や軍隊における文化が色濃く反映され、シルエットや細部に感じられる国ごとの個性。以前取り挙げたミリタリー“パンツ”に続いて、今回はミリタリー“ジャケット”にフォーカス。諸々の準備は万端。さぁ、行動開始。

そもそも
「ミリタリージャケット」とは何か?
というハナシ。

過去にもあったこの流れ。読んで字の如く儀礼的な軍服から実用的な戦闘服まで、多種多様に存在する軍隊関係の衣服。その総称がミリタリーウェアであり、その中でもアウターとして着用できる上着を主に「ミリタリージャケット」と呼び慣わす。ミルスペックという厳しい軍用規格に従って制作されたそれらは、“生死がかかった戦場で任務を遂行し、無事生還する”ための優れた実用性を備える。

これを国内外の様々なブランドが模倣&クリエイティブの着想元としたことで、タフなプロダクツを生み出す源泉として、ファッションの世界でも確固たる評価を得たのだ。

では、ここでユーロミリタリーについて考えてみよう。序文でも述べたがUSミリタリーとユーロミリタリーでは色々と異なる。前者はミルスペックタグが付いており、年代や規格が判別しやすい。対する後者は国ごとに基準・サイズ・ディテールが異なるため識別が難しい。ただデザイン性と縫製技術の高さにおいて一歩上をいく。第二次世界大戦以降はシンプルでミニマムなデザインが中心となるも、細部の工夫に“らしさ”が。漂わす空気感からもなんとなく違いが分かるのでは。

混同されがちなユーロワークとの違いについても、併せて言及しておこう。こちらはユーロ圏のワークウェア(労働用作業着)を指すので、素材や耐久性にこそ共通項が存在するも目的が異なる。ミリタリーは機能性の根幹に軍事目的がある。見た目は似ている両者だが、ポケット配置やストラップ、ボタンといった細部にその点が如実に表れ、“ならでは”の雰囲気と普遍的な個性を生み出している。

ではいよいよ、各国から派兵されてきた強者たちを紹介していくとしよう。

(→「ミリタリージャケット」に関する特集記事はこちら)
(→「ユーロワーク」に関する特集記事はこちら)

【ミリタリージャケットの名作】
フランス軍「M-47」
エスプリを効かせた
ヴィンテージ・ユーロミリタリーの雄

まずは、フランスを代表する古兵を前線に投入。1947年採用のフィールドジャケット、通称「M-47」。説明するまでもないが、その名称は採用年に由来する。第二次世界大戦後のフランス軍を代表するモデルといえばコレ。通は“ヨンナナ”と呼ぶ。

軍用ウェアでありながら、どことなくフランスらしい洒脱さを感じさせるフランス軍の「M-47」。

M-47といえば、ジャケットよりもまずパンツを思い浮かべるのがKBM読者の常識。かのマルタン・マルジェラが、パンツの方のM-47を裏返してランウェイで用いたり、平成ニッポンのR&Bアイコンだった宇多田ヒカルが、名曲『AUTOMATIC』のMVで着用するなど、ミリタリーの枠を越え、ファッション文脈で語り継がれてきたのはあまりにも有名だ。

もちろん同年代に製造されたこのジャケットもまた、優れた縫製と完成されたデザインで近年高い評価を得ているが、その出自を辿るとアメリカ軍の傑作フィールドジャケット「M-43」へと行き着く。同モデルをベースに、フランス独自の解釈と改良を加えて本モデルは生まれた。製造時期は1947年から1960年代。仕様の違いから「前期型初期」「前期型後期」「後期型」に分類される。あぁ、ややこしい。

本稿で取り上げるのは過渡期にあたる前期型後期モデルだ。前期型で素材として採用されていた厚手コットンツイルを継承し、後期型の軽量ヘリンボーンとは異なる無骨で重厚な質感が、兵士たちに安心感を与える。

初期型はブラウン寄りのカラーを採用。後期型ではオリーブグリーンに変更される。

襟裏には防寒用のチンストラップを装備し、比翼仕立てのフロントは軍用ながらスタイリッシュな表情を見せる。袖口にはボタン式アジャスターを備え、着用時のフィット感を調整可能。前期型初期ではフラットだった両サイドのポケットは、前期型後期でマチ付きポケットへと変更され、実用性も大きく引き上げられた。

アメリカ軍の「M-43」をベースに、エスプリを効かせたディテールを備える。

フラップは実は2重構造になっている。前期型初期はボタンが1つ、写真の前記型後期と後期型では2つになる。

無骨さと洗練されたディテールが融合し、ヴィンテージ・ユーロミリタリーの中でも、ひと際高い完成度を誇る名作である。

(→「フィールドジャケット」に関する特集記事はこちら)
(→「ユーロミリタリー」の「パンツ」に関する特集記事はこちら)

(→フランス軍の「M-47」のフィールドジャケットをオンラインストアで探す)

【ミリタリージャケットの名作】
フランス軍「F-1」
夏場や高温多湿の環境下での活動にも
対応するトロピカル仕様

続いて招集されたのも、名兵揃いのフランス軍からの一着。前述の「M-47」や「M-64」の系譜を継ぎ、1970年代後半〜1990年代に採用されたコンバットジャケット、その名も通称「F-1」。

着心地と実用性を両立したフランス軍の「F-1」。

従来のコンバットジャケットでは防寒性が重視されていたが、熱帯地域の海外領土に赴任する部隊から着用時の暑さに対する不満の声が上がる。その対応策として生地を見直し、柔らかく通気性に優れたヘリンボーンツイルを採用するなど、夏場や高温多湿な環境に対応する仕様へと刷新したのが本モデル。アメリカ軍でいうところの「ジャングルファティーグ」に相当する。

ボディには「ニシンの骨」を意味し、柔らかく通気性に優れたヘリンボーン生地が選ばれた。

フロントは故障の原因になるジップの保護と、害虫の侵入を防ぐ比翼仕立て。アイコニックな胸元の縦型ジッパーポケットは、樹々などの障害物が多い場所でも、最小限の腕のアクションで内容物の出し入れが叶うグッドディテールだ。加えてウエスト内部のドローコードや袖口のボタンでシルエット調整も可能と、実用面でも隙がない。

左右対称にデザインされたジップデザイン。袖とポケットには使い勝手の良いスナップボタンを採用。

よく混同される後続モデル「F-2」との違いは、生地の厚みや胸元のガスフラップ、ウエストドローコードの有無。加えてF-2はツヤ感をたたえた厚手サテン生地を採用しており、防寒性と耐久性を重視した仕様となっている。先祖帰りは本末転倒な気もするが、「両方を手にすることで、見た目を変えずにフルシーズン快適に過ごせる」。そう考えればアリな選択か。

写真左:「F-1」、写真右:「F-2」。見た目にはほぼ一緒だが、よく見ると細部に違いが…。

しかもM-47のタマ数が減って価格も高騰している中、F-1・F-2はまだまだ入手しやすいという利点もある。フレンチミリタリー入門者に最初の一着を薦めるのであれば、こちらで間違いない。

(→フランス軍の「F-1」のコンバットジャケットをオンラインストアで探す)
(→フランス軍の「F-2」のコンバットジャケットをオンラインストアで探す)

【ミリタリージャケットの名作】
イギリス軍「MK3」
約半世紀にもわたって愛され続けた、
イギリス軍版MA-1

フレンチミリタリーから託された赴任状を持って、ドーバー海峡を渡りイギリスへ。続いては同地の空軍(RAF)の名作を召集する。RAFの3文字は英国王立空軍(Royal Air Force)の略称で、1918年に創設された世界最古の独立空軍として知られる精鋭部隊のこと。そのRAFにおいて、1960年代から約50年間もの長きにわたり採用され続けた寒冷地用フライトジャケットが、「MK3」(制式名称:JACKET COLD WEATHER.MK3)だ。

長年改良を重ねながら採用されてきた、イギリス軍の寒冷地用フライトジャケット「MK3」。

同モデルは、前期型(1960年代頃)、中期型(1970年代〜1980年代頃)、後期型(1990年代〜2010年頃)の3タイプが存在し、今回用意したのは1993年製の後期型。メイン素材である、高密度に織り上げられたコットンギャバジンは防風性・耐久性に優れ、独特のヌメリと光沢感が“王立”の名に恥じない格式の高さを演出する。

落ち着いたグリーンの色味と、光沢としなやかな質感を持つコットンギャバジン生地がマッチ。

続けてディテールに注視していこう。着丈は、狭いコックピット内でも裾が干渉しないように計算されたショート丈。広めに身幅を設計したボックスシルエットも印象的だ。襟にはチンストラップを備え、即座にスタンドカラーへと変更可能。襟裏のジップ内にはドローコード付き簡易フードが収納されている。

またフロントはジップとボタンのダブル開閉式で、中心からズレたアシンメトリーな比翼仕立てにより風の侵入を遮断。糸の代わりに太いテープ(紐)で縫い付けられたパラシュートボタンは、降下時の負荷によるボタンの外れや引っかかりを防ぐ。腹部には座ったままでもアクセスしやすい「ハの字」型スラッシュジップポケットを配置。胸元のDカンは、ライフジャケット未着用時に酸素マスクチューブ用のアタッチメントとして機能する。

襟裏の収納フードや胸元の「ハの字」ジップ、パラシュートボタンなど随所にこだわりが満載。

そして、MK3最大の特徴となっているのが、背面内側下部の「ビーバーテール(アンチスリップパッド)」に他ならない。これは、股の下を通して前面で留めることで、パラシュート降下時のバタつきや機内でのジャケットのずり上がりを防止する役目を担う。正直なところデイリーユースでは縁のない機能だが、オーバースペックを享受できるのもミリタリーウェアの魅力。あって嬉しくとも困ることはない。

一度見たら忘れることが無いビジュアルの「ビーバーテール」。しっかりと機能面も考えられている。

時に“イギリス軍版MA-1”と形容されることもあるようだが、その実、素材・設計思想ともに独自の進化を遂げた一着であることは間違いない。中高年男性のMA-1着用の是非も取り沙汰される昨今、新たな選択肢としてチャレンジしてみてはどうだろう?

(→「フライトジャケット」に関する特集記事はこちら)
(→「フライトジャケット」の適応ゾーン別アイテムに関する特集記事はこちら)

(→イギリス軍の「MK3」のフライトジャケットをオンラインストアで探す)

【ミリタリージャケットの名作】
イギリス軍「PCS サーマルジャケット」
軽量・防風・保温性を備えた
寒冷地用レイヤリングシステム

天候が変化しやすく、さらに曇天・雨天がデフォルト気味のイギリス。それだけに雨風や寒さに対する備えは万全を期す。この「PCS サーマルジャケット」もそうだ。前項のMK3も寒冷地用ウェアだったが、こちらはまた異なるアプローチのもとで進化を遂げた。

軽量で防風・保温性も備えたイギリス軍の「PCSサーマルジャケット」。

モデル名に冠された「PCS」は「Personal Clothing System」の略称。悪天候など過酷な環境下に対応するためにイギリス軍が独自開発したレイヤリングシステムを指す。アメリカ軍にも同様のレイヤリングシステム「ECWCS」が存在するが、その中の「Level 7」を想起させる外観ながらもシルエットはよりスマート。ミッドレイヤーとしての動きやすさを重視した設計により活躍の場を広げる。

表地には撥水性と耐久性に優れたマイクロリップストップナイロン、裏地には保温性の高いマイクロフリースという隙のないコンビネーション。ミッドレイヤーにもアウターにも対応する絶妙な厚みと保温性を備えていてありがたい限り。

表地は撥水加工を施したマイクロリップストップナイロン。カラーはコヨーテに近いイギリス軍独特のライトオリーブ。

襟元に収納されたフードのツバ部分にはワイヤーが内蔵され、シルエットの調整が可能。フロントはダブルジップ仕様で、着用時の温度調整が容易でレイヤリングの自由度も高い。どちらのディテールも実用性とデザイン性を両立し、日常からフィールドまで多様なライフスタイルとシーンにアジャストする。

収納されているフードは簡易的と思いきや、形状を変えられるワイヤー内蔵のツバで地味に嬉しいポイント。

そして最大の特徴がパッカブル仕様であるという点だ。胸元に配置されたジップポケットに本体を収納することによって携行性をプラス。スマホなんかと並べるとやや大きめの荷物に思えるが、ウェイトが軽いため、たとえ持ち歩いたとしてもストレスはない。

胸元の大きなジップポケットはモノが出し入れしやすく、本体を収納するパッカブルの役目も兼ねる。

なお、PCSシリーズにはプルオーバー&ハープジップ、さらにカンガルーポケットを備えたスモックタイプも存在し、本モデル同様にミリタリー好きの間で高い人気を誇る。MK3がそうであるように比較的入手が容易なので、せっかくなら両方のタイプを揃えてみるのも一興か。

(→「ECWCS第3世代レベル7」に関連する特集記事はこちら)

(→イギリス軍の「PCS」サーマルジャケット・スモックをオンラインストアで探す)

【ミリタリージャケットの名作】
ドイツ軍「モールスキンジャケット」
質実剛健、なのに重ね着しやすく
着こなしにもよく馴染む

ミリタリーウェアの美徳の1つに“質実剛健”が挙げられる。そしてこの言葉がよく似合うミリタリージャケットには、ドイツ連邦軍のフィールドジャケット、通称「モールスキンジャケット」を推したい。1960年代から1990年代頃まで採用され、ジャーマンミリタリーを代表する一着として、広く周知されている。

質実剛健とはまさにこの一着。一見シンプルながらもツボを押さえたドイツ連邦軍の「モールスキンジャケット」。

質実剛健の根拠はアイテム名の由来ともなっている生地にある。「モールスキン」は「mole(モグラ)」と「skin(肌)」を組み合わせた造語で、まるでモグラの肌を思わせる質感から名付けられた。太い綿糸を高密度に織り上げたコットン素材で、高い強度と防風性を備えながら、絹のような光沢としなやかさも併せ持つ。着込むほどに生地が柔らかくなり、ヴィンテージデニムのようなフェードが楽しめる点も魅力だ。

本作最大の特徴である「モールスキン」生地。 耐久性に優れているだけでなく、その独特な手触りも魅力。

胸にはマチ付きのフラップポケットを備え、内容物の収納と取り出しに優位性をもたらす。フロントおよび袖のボタンは比翼仕立てで、障害物や装備への引っかかりを防ぐ。かように実用的配慮も抜かりがない。

フロントやポケット、袖口に至るまで比翼仕立て。ボタンを隠すことですっきりとした印象を与える。

このジャケットもこれまで紹介したアイテム同様、時期によってディテールに差異が見られる。今回用意したのは後期型と呼ばれるもので、ウエスト部分のシェイプが無くストンと落ちるシルエットが特徴。また初期型ではフロントポケット下から裾まで伸びていたベルトも省かれ、見た目もシンプルに。仕立てはジャケットというよりもシャツに近似し、重ね着もしやすくタウンユースにも自然と馴染む。

(→ドイツ軍のモールスキンジャケットをオンラインストアで探す)

【ミリタリージャケットの名作】
 スウェーデン軍
 「モーターサイクルジャケット」
北欧生まれ軍育ち、屈強極める
ミリタリーライダースジャケット

最後は、「これもミリタリーなの?」とビギナーなら思わず疑問符が浮かんでしまう。そんな独創的デザインの一着を用意したのでご覧いただく。ヴァイキングが跋扈する中世から、勇猛屈強な男たちを輩出してきた北欧スウェーデン。同地の軍で採用されていた名作「モーターサイクルジャケット」の出番と相なる。

唯一無二のデザインを誇るスウェーデン軍の名作「モーターサイクルジャケット」。

伝令や偵察、物資輸送を担うバイク部隊で1960年代初頭頃から採用されていた本モデルは、厳しい寒冷地での高速移動にも耐えうる重装備として設計された。その証左となるのが、クラッチ操作など脚の動きを妨げないショート丈のフォルムと、極めて重く肉厚で防寒性と耐久性を兼ね備えたコットンキャンバス生地。この2つの組み合わせがラギッドな雰囲気を醸し出す。

厚みのあるコットンキャンバス生地は、着込むほどに味わいが増し、ラギッドな雰囲気を演出する。

その上、首元のチンストラップと合わせを大きくズラした比翼仕立て二重構造の前立て、ウエスト部分を身体に密着させる役割を担う裾のアジャスターベルトの二段構え。さらにその上には、グローブを着用した状態でも開閉しやすいよう、ボタンとホールを大きく設計した大型パッチポケットを配置。

これらはライディング時に吹き付ける風雪から身を守り、保温性を高めるためのもので、“北国生まれのモーターサイクルジャケットらしさ”を演出するポイントとして見逃せない。

インパクト大のフロントの比翼仕立てのデザイン。この二重構造が防寒・保温性を高めるポイント。

太めのアームホールはバイク搭乗操作時の運動性を向上させ、二重構造に補強されたエルボーパッチが作戦行動時の事故から身を守り、肉厚な素材の質感も相まって丸みのある曲線美が際立つ仕上がり。着脱可能なボアライナーも標準で装備されているので、その時々の気候や着用スタイルに応じて調整も自在。

深緑の総ボアライナーはボタンで取り外し可能。これ単体でも希少とされており、コアな人気を獲得している。

そしてこのモーターサイクルジャケットの優れた機能美は、ファッションの世界にも大きく影響を与えている。事実、〈Engineered Garments エンジニアド ガーメンツ〉では本モデルをサンプリングしたアウター「Moto Jacket モトジャケット」を展開し、〈LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン〉のメンズ クリエイティブ・ディレクターを務める、超有名ラッパーのファレル・ウィリアムスが愛用している話は有名。世界的に人気が高まっているのも至極当然である。

(→〈エンジニアド ガーメンツ〉に関する特集記事はこちら)

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上着を着用する際に用いられる“羽織る”というワード。一説によるとこれの語源は、室町・戦国時代、武将が鎧の上から着用した防寒・防風用の陣羽織に由来するとか。

生死がかかった戦場で任務を遂行し、無事生還するために磨き抜かれた機能性。それは、生命の尊厳を守るという大義の具現化に他ならない。ゆえに、その機能美の結晶たるミリタリーウェアは我々を惹きつける。しかもそれが、羽織って着用するミリタリージャケットであれば、日本人の我々にとってはなおのこと…なのかもしれない。

さて、次回も欧州各国の名作ミリタリーウェアの応酬は続くが、該当するアイテムはジャケットから外套へと変わる。そう、次回のテーマは「ミリタリー“コート”」。行動開始までしばしの休息をーー。

(→「ミリタリーコート」の名作と種類を知る 〜ユーロミリタリー編〜はこちら)
(→「ミリタリーパンツ」の名作と種類を知る 〜ユーロミリタリー編〜はこちら)
(→「ミリタリーパンツ」の名作と種類を知る 〜USミリタリー編〜はこちら)

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